「読み聴かせって、いつから始めたらいいんだろう?」
赤ちゃんが生まれたばかりのころ、
そう思って後回しにしているママ・パパ、多いのではないでしょうか。
「まだ言葉もわからないのに絵本なんて早いかな」
「もう少し大きくなってからでいいかな」
私自身も上の子が生まれたとき、同じように迷っていました。
でも今は断言できます。
読み聴かせは、0歳から始めるに越したことはありません。
「言葉がわからない」は関係ない
「まだしゃべれないのに意味がある?」と思う方も多いかもしれません。
でもそれは大きな誤解です。
言葉を話せないからといって、
言葉を理解していないわけではありません。
赤ちゃんの脳は生まれた瞬間から、
耳に入るすべての音・言葉を猛スピードで吸収し始めています。
「まだ早い」は、実は「もったいない」と同じ意味。
こんな話を聞いたことがないでしょうか。
英語の「L」と「R」の聞き分けができる日本人は少ない。
その音は日本語にはない音だから。
臨界期というものがあり、だいたい生後8~10か月くらいまでに「L」「R」の音を聞かせないと、
後天的に聞き分けができるようになるのは難しい、と。
日本語においても同じです。
言葉の意味は分からなかったとしても、
多くの日本語を「聞く」こと。
日常の語り掛けにプラスして、
絵本の読み聞かせを赤ちゃんに届けてあげること。
それがなによりの脳への刺激になります。
0歳から始めるべき3つの理由
理由1:言葉を吸収する黄金期だから
0歳の赤ちゃんはおしゃべりできなくても、
耳で聴いた言葉を脳にどんどん蓄積しています。
絵本には日常会話では使われないような豊かな語彙や美しいリズムが詰まっています。
「しましまぐるぐる」のような擬音・擬態語の絵本も、
音のリズムを繰り返し聴くことで言語感覚が自然と育まれます。
読み聴かせで積み上げた「言葉の貯金」は、必ず未来の子どもの力になります。
理由2:絵本が「当たり前の環境」になるから
0歳から絵本に親しむことで、
「絵本がある生活」が子どもにとっての普通になります。
これは将来の読書習慣への最高の入り口。
我が家でも0歳から毎日の読み聞かせを続けてきた結果、
4歳の長男は1歳半ころから自分から「絵本読んで!」と持ってくるようになりました。
今では1冊30分~1時間程度、読み聞かせにかかるような絵本や児童書も好む読書好きです。
(それはそれで大変なのですが!)
「本が好きな子」に育てたいなら、絵本のある環境を0歳から作ることが近道です。
理由3:愛情が言葉として伝わるから
「だいすき」「あいしてるよ」——言葉の意味はわからなくても、
読み聴かせのときの声のあたたかさ、
抱っこの温もりは0歳の赤ちゃんにも確実に伝わっています。
聴いていないように見えても、ちゃんと聴いています。
0歳から絵本を通して「愛してるよ」を伝え続けることが、
子どもの心の安定と自己肖定感を育てます。
0歳から読みたいおすすめ絵本6冊
では、0歳の赤ちゃんにどんな絵本を選べばいいのでしょうか。
我が家が実際に使って良かった6冊をご紹介します。
📚①赤ちゃん絵本の王道「しましまぐるぐる」「にこにこ」
赤ちゃんの視覚は生後すぐは未発達で、
コントラストの強い色・はっきりした模様に強く反応します。
「しましまぐるぐる」(かしわらあきおさん)や、
sassyシリーズの「にこにこ」はまさにそのニーズにぴったり。
また1冊が短いので、親の負担なく読み聞かせができます。
白・黒・赤などはっきりした色使いと、
擬音・擬態語のリズミカルな文章が赤ちゃんの五感を刺激します。
これらのシリーズでしたらお好みでどれでも大丈夫!
何冊か揃えてもOK。
我が家はかしわらあきおさんの「あかあかくろくろ」がお気に入りでした。
0歳の赤ちゃんに最初に手渡したい一冊として、
どちらかは必ず持っておいてほしいシリーズです。
📚②しかけ絵本「めくってばあ!」→ぴよちゃんシリーズで成長を一緒に
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めくってばあ! (NEWぴよちゃんとあそぼ!) [ いりやまさとし ]
しかけ絵本も赤ちゃんに大人気です。
「めくってばあ!」はびよちゃんシリーズの一冊で、
しかけ部分がフェルト素材でできているのが特徴。
紙のしかけだと1歳前後の子は力加減がわからず破れてしまうことも多いのですが、
フェルトなら丈夫で安心です。
読み聞かせ自体はいつからでも、
「めくる」しかけは7~8か月くらいの赤ちゃんならなんとなくめくれるかな?
10か月くらいになってくるとかなり楽しめている印象。
成長するにつれて、
同じびよちゃんシリーズでも文章量が少し増える「ぴよちゃんのいもうと」などにステップアップできます。
うちの長男も大好きだったこのシリーズ。
今では0歳の次男に読み聞かせをしたり、
未だに自分で読んで楽しんだりもしています。
長男は「シマエナガ」という鳥が好きなのですが、
思えば鳥好きの原点はここにあったのかも…?
シリーズで揃えると、子どもの成長とともに長く楽しめます。
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ぴよちゃんのいもうと (しかけボードえほん) [ いりやまさとし ]
我が家でも0歳の次男が今ちょうど「めくってばあ!」にはまっていて、
何度めくっても楽しそうにしています。
「ばあ!」というたびにニコニコするので、こちらまで嬉しくなりますよ。
📚③スキンシップ絵本「ももんちゃんぎゅっ!」
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ももんちゃん ぎゅっ! (ももんちゃん あそぼう) [ とよた かずひこ ]
ももんちゃんシリーズは、
かわいい赤ちゃんの絵とリズムの良い文章で0~2歳の子に大人気のシリーズです。
「ぎゅっ!」「だっこ」などスキンシップをテーマにした内容が多く、
読み聴かせながら一緒に抱っこしてあげると赤ちゃんが大喜び。
作者の「とよたかずひこ」さんは他にも沢山絵本を出しているので、
絵柄が好き!という方は他の作品もぜひ。
文章が簡単なので4歳長男は一人読みの練習にも活用できています。
また、スキンシップは赤ちゃんを卒業した幼児さんも大好き!
4歳でも少し照れくさそうに、でも嬉しそうにしています。
言葉と体験が結びつくことで、感情も記憶もしっかり育ちます。
📚④愛情を伝える絵本「おかあさんはね」
愛情を伝える絵本の中でも特におすすめの一冊。
長めの文章なので、
0歳の赤ちゃんが最後まで聴いていないこともあるかもしれません。
でも——子どもは聴いていないようで、ちゃんと聴いています。
親の声と気持ちは、必ず伝わっています。
私はこの絵本をはじめて読んだとき、
長い不妊治療の途中でした。
そのとき、この絵本の母親の願いが
私自身の母の願いに思えて、とても胸が熱くなった経験があります。
この絵本は、
「子どもたちには沢山絵本を読んでいこう」
と決意した私のブログの原点ともいえる絵本です。
母として、子どもに幸せであってほしい。
そんな願いが込められた絵本。
きっとその思いは赤ちゃんにも伝わるはずです。
よくあるお悩みと今日からできること3つ
アクション1:「全然聴いてくれない…」はあきらめなくてOK
「うちの子、絵本に全然興味を持ってくれない…」
という声はよく耳にします。
我が家の長男も、
0歳のころは絵本を口に入れていたし、1歳代は最後まで座っていられませんでした。
他のおもちゃに興味を示し、読み聞かせ中にハイハイでどこかにいってしまうのが日常。
それでも毎日続けた結果、
今(4歳)では児童書も最後まで集中して聴けるようになりました。
(ちなみに今8か月の次男は、4~5か月頃から絵本が大好きで
最後までじっくり聞くタイプ。口にもいれますが長男ほどではない。
本当に子どもってそれぞれですよね…。)
1日1分、1冊でいい。毎日続けることが一番大事です。
アクション2:絵本を食べる・破くなら「ボードブック」を選ぼう
赤ちゃんが絵本を口に入れたり破いたりするのは、
成長の一段階。
薄い紙の絵本は赤ちゃんの手の届かない場所に収納し、
普段は厚い紙でできた「ボードブック」を渡すのがおすすめです。
今回ご紹介した「しましまぐるぐる」「sassyの赤ちゃん絵本」シリーズ、
「ぴよちゃんシリーズ」の赤ちゃん向けラインナップはすべてボードブックです。
特に1~2歳ごろは力加減が難しく、
破く気がなくても破れてしまうことが多いもの。
そのときは過度に叱るのはNGです。
破れた絵本を一緒に直す姿を見せることで「ものを大切にする気持ち」が自然と育ちます。
時間が解決してくれることも多いので、焦らず続けましょう。
アクション3:表紙が見える絵本棚を用意しよう
絵本の置き場所も、実は大事なポイントです。
文字が読めるようになるまでの幼児期は、
背表紙だけでは絵本を認識するのが難しいもの。
表紙が見えるタイプの絵本棚・ラックを使うと、
子どもが「あ、これ読みたい!」と自分から手に取るようになります。
我が家の4歳の長男も、
ひらがなは読めますがまだまだ絵で覚えているので、
表紙が見えるタイプの本棚は幼児期ずっと活用できています。
我が家でおすすめしているのはこの2つの組み合わせです。
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絵本棚 絵本ラック マミハピシリーズ 本棚 表紙が見える MHP-2590BSB 白井産業
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オープンラック おもちゃ棚 モンテッソーリ MHP-4090R 白井産業
この2つを組み合わせて3段重ねで使っています。
表紙が見えるタイプ+おもちゃ棚にもなるタイプの段使いで、とても使い勝手が良いですよ。
(絵本棚については、また詳しく記事にしたいと思います!)
まとめ:0歳から絵本を、毎日1冊
赤ちゃんはしゃべれなくても、
ちゃんと聴いています。
言葉を吸収し、絵本の世界を楽しみ、
ママ・パパの声と感情を感じています。
「いつかやろう」ではなく、今日から1冊。
びよちゃんの「めくってばあ!」や「ももんちゃんぎゅっ」など、
赤ちゃんの心に響く絵本から0歳の読み聴かせをスタートしてみてください。
絵本を通して伝えた感情は、子どもの一生の財産になります。



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