絵本で始める幼児の性教育|親子で読みたい2冊

4-6歳おすすめ絵本


「子どもに性教育って、いつから、どうやって?」

こんな悩みを抱えたことのある親御さんは多いのではないでしょうか。

かといって何も教えないまま成長させるのも不安。
でも「性教育」という言葉がついた途端、
なんだか身構えてしまいませんか?

私自身も、息子が4歳のころ「あかちゃんはどうやってうまれてくるの?」
という質問に、答えに詰まってしまった経験があります。
当時私は次男を妊娠中で、しごく当然の疑問だったと思うのですが
この年の子にどうやって説明したらいい?!と戸惑ってしまったんですよね。

幼児期の性教育に「難しく考えすぎ」は禁物。
大切なのは正確な知識よりも「自分の体を大切にする気持ち」を育てること。

絵本は、そのための最高の入り口になります。



性教育は「隠すもの」じゃない時代になっています

性教育に対して、
日本の親世代は特に「タブー視」する傾向があります。

でも今の時代、子どもたちが性的な情報に触れる機会は、
親が思っている以上に早くやってきます。

SNS、YouTube、お友達からの情報——。
大人がコントロールできないルートで、
断片的な「間違った情報」が入ってきてしまう可能性は十分にあります。

「教えない」ことが、子どもを守ることにはならない時代になっています。


性教育の本質は「不純なことを教える」のではなく、
「自分と相手を守るための知識を与えること」。

だからこそ、正しい言葉と安心できる環境で、
親子一緒に学ぶことが大切なのです。


なぜ幼児期の性教育が難しいと感じるのか

理由1:「性」という言葉に親自身が身構えてしまう

自分自身がちゃんと性教育を受けてこなかった世代にとって、
「性のことを子どもに話す」のはなかなかハードルが高いものです。

「間違ったことを言ってしまったら」「意識させてしまったら」という不安が、
親の行動にブレーキをかけてしまいます。


理由2:どんな言葉で、どんな内容を伝えていいかわからない

「プライベートゾーン」「自分の体を守る」——。
概念はわかっても、3〜5歳の子どもにわかる言葉でどう伝えるか、
具体的な言い方が思い浮かばない親御さんも多いはず。


「何をどこまで教えていいのか」という迷いが、行動を止めてしまいます。


理由3:「まだ早い」と先送りしてしまいがち

「もう少し大きくなってから」
「小学校で教えてもらえるから」——。

でも、プライベートゾーンを「大切な場所」として理解させておくことは、
性被害から身を守るために幼児期から必要なことです。



「まだ早い」と思ったとき、それがちょうどいいタイミングかもしれません。


解決方法:絵本が「性教育の入り口」になる

難しいこと、照れくさいことも、絵本なら親子で自然に話せます。

絵本を読みながら「この子みたいに、自分の体はぜんぶ大事なんだよ」
「いやなことをされたら、ちゃんと言っていいんだよ」と声をかけるだけで、
それだけで充分な性教育になります。

今日ご紹介するのは、幼児期の性教育の入り口にぴったりの2冊です。


📖 だいじ だいじ どーこだ?


だいじ だいじ どーこだ? [ 遠見才希子 ]

幼児〜小学校低学年向けの性教育といえば、
まずこの1冊を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

「からだのなまえ」「プライベートゾーンはだいじなところ」「いやなときは断っていい」——。
子どもが知っておいてほしい「自分の体を守るための基礎知識」が、
丁寧に描かれています。

内容はわかりやすいのですが、
ページ数が多めなので集中して聞けるようになってきた年中〜年長さんあたりからがおすすめ。

やや教育的な内容なので「ストーリーとして楽しむ絵本」とはちょっと違う印象を受けるかもしれませんが、「しっかりとした性の学び」を届けたい方に特にぴったりの一冊です。


📖 アイラブみー じぶんをたいせつにするえほん


アイラブみー じぶんをたいせつにするえほん [ オバック ]

めいたが特にイチオシしたいのが、こちらの絵本です!

NHKのアニメ「アイラブみー」をご存知ですか?
5さいの子・みーが、自分らしさや自分を愛することを学ぶ物語で、
アニメでは女優の満島ひかりさんが全キャラクターの声を担当されているという驚きの作品です(それだけで見る価値あり笑 ちなみに私と夫は満島ひかりさんのファンで、その事実を知ってから毎回録画予約しております…)

この絵本はそのみーを通して
「プライベートゾーン」や「自分の体を大切にすること」を
楽しく学べる内容になっています。

教育的なのにちゃんと面白い——そのバランスが最高なんです。

3歳くらいから一緒に楽しめるので、
「性教育の入り口」として最初の1冊に持ってきてほしい。


アニメに親しんでいるお子さんはもちろん、
初めて知る方にもぜひ手に取ってみてほしい一冊です。


具体アクション:今日からできること3つ

アクション1:「プライベートゾーン」という言葉を日常で使ってみる

お風呂の時間に
「ここはプライベートゾーンといって、自分だけの大切な場所なんだよ」と、
さりげなく伝えてみましょう。

絵本と合わせて使うと、子どもの記憶にしっかり残ります。

アクション2:「いやなことはいやって言っていい」を繰り返し伝える

性教育の根っこにあるのは、
「自分の気持ちを主張していい」という自信です。

ちょっとしたことでも「いやだったら言っていいんだよ」と日常的に伝えることが、
自己防衛力を育てます。

アクション3:絵本を読んだ後に一言添える

「この本に出てきたこと、もし誰かにされたらママに教えてね」——。

たったこれだけで、子どもは「相談していいんだ」という安心感を得ます。

絵本の後の「一言」が、親子の性教育対話のきっかけになります。


まとめ:絵本の力を借りて、親子で性教育を始めよう

「性教育」というと、
どうしても難しく・重く考えてしまいがちです。


でも幼児期に必要なのは「難しい知識」ではなく、
「自分の体は大切、いやなことはいや」というシンプルな感覚。

絵本はその感覚を、笑いながら・楽しみながら育てられる最強ツールです。

今日ご紹介した2冊、ぜひ本棚に加えてみてください。
「性教育を始めなきゃ」と身構えるより、
まずは一冊手に取ることから。

それだけで、大きな一歩になりますよ。





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✏ この記事を書いた人
めいた

めいた

  • 4歳・0歳の男の子を育てる30代のママ
  • 年間500冊以上の絵本を読む
  • 子どももママも一緒に楽しめる知育をコンセプトに運営

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